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ちわりくんの伊豆旅行アルバム~そして海へ~/もっとそばにいたら

ポストカード
宮古・日立浜の猫たちの、ポストカードこちら

☆☆☆

楽しい旅だったな。
海から始まった旅…
愛としあわせお魚うんま~♪のある朝ごはんを済ませたら、
また海へ向かって走ろうね。
ママが海好きだから、ちわりくんも海が好きになったんだよ。
そして今は、

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夕陽の時間を待っているのさ。
ママと一緒さ。ずっと一緒さ。


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☆☆☆

昨日はなぜかとても辛くて、一日コーヒーばかり飲んで、
泣いているかぼーっとしているかで過ごしてしまった。
…と、書いたら、仕事も家事もないから、悲しむ暇がたくさんあるのだと、
言われてしまうかもしれません。少しその通り。
もし仕事をしていたら全部キャンセル、
家事は放り出して、社会人失格間違い無しだと思う。
元々失格のおミソだけど。
自分自身も放り出したくなるのだから、その他のことなど目に入らない。

時間があるのだから、ちわりにぴったりくっついて、
痒いところに手が届くお世話をしてあげられる…と思っていました。
お腹の具合がおかしくなって、足が急激に弱っても、
大丈夫、おむつでも寝た切りでもわたしがついてる、ママにまかせて!…って。
でも、容量の少ない、訓練されていないおミソは判断力も行動力も無くて、
結局良いことは何もしてあげられませんでした。
最後の数日、ちわりは3回もソファから落ちました。
一度はわたしがほんのちょっと部屋を出た時に、
もう一度はわたしが見ている前で、
それからわたしがほんの少し寝ていた間に…
なんでわざわざわたしが部屋を空けた時に降りたの…と、その時思ったけど、
もしかしたらわたしがいなくなった気配で起きて、
起きたからトイレに行きたくなったのかもしれません。
もう普通にソファからひとりで降りることは出来なかったので、
わたしがいない間に降りれば、横倒しに落ちてしまう状況でした。
部屋を空けていた時、わたしは洗濯していました。
寝ているのは確かめて行ったのだけど…
洗濯なんてしなければ良かった。ナオキが帰って来てからやれば良かった。
二度目は、一緒にいたのに、目の前で落ちるのを止められませんでした。
ちわりは、トイレ以外で起きることがほとんど無くなっていて、
起きてからすぐトイレへ動くようになっていたので、
離れたところに座っていたのでは間に合わなくなっていました。それに気付かなかった。
ダイニングチェアにいないで、ソファに座っていたら間に合ったのに。
もう何もしないで、ちわりの横にずっと座っていたら良かったのに。
また、ずっと、朝、強制給餌の後、ナオキが出勤するまでの1~2時間、
わたしはベッドで寝るようにしていたのですが、
ナオキの出勤に気付かず寝過ごした日があって、
その誰もいない1時間ほどの間に、落ちたことがありました。
わたしはベッドで寝なくても全然かまわなくて、
ほんの少しの時間、ちわりのいるソファの隅で丸くなって休めば、
疲れたとも思いませんでした。
ただ、それまでは強制給餌の後必ず眠って、触っても動かないようなちわりだったから、
わたしもベッドで休むようにしていたのです。
その時間を使ってきちんと寝る、体調を崩さないように…
体調をキープするのはちわりのため、長期戦だからがんばろうって思ったのに。
悪化の速度が速くて、それに慣れることが出来ず、追いつけなくて、
いったい何のためにそばにいたのだろう。
だけどもしそこを乗り越えていたら、
副作用のある薬を止めて、消化管の動きを助ける薬も出してもらった、
後少しがんばれば、また乗り越えられて、
次の段階にわたしも追いついたはずなのに。
足が急激に弱って、急いで買った入り口の低い子猫用トイレ、
考えてはいたから手を打てた。
でも、使ってもらうことなく終わってしまいました。
間に合わなかった。追いつけなかった。
一緒に走ってあげることができませんでした。

亡くなった日の夜、一晩中ちわりを抱いて夜が明けて、
どうして生きている時にこうしなかったのだろうと思いました。
何よりちわり優先、ぴったりと身も心も寄り添って過ごそう、
お世話しようと思っていたのに、
そしてそうしているとその時は思ったのに、
今になれば全然違う。もっともっとちわりのことだけ考えて、
本当にくっついて離れずにいたら、
少しは気持ち良く過ごさせてあげられたのに、
もしかしてもっと長く生きられたかもしれないのに…と、
仕事も家事も無いヒマなおミソは、
一日中ちわりのことばかり考えています。
もう、考えたって遅いのにね。


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by chiwari-yuki-y2 | 2014-04-26 11:43