ちわりを愛しんでくださった全ての方へ

ポストカード
宮古・日立浜の猫たちの、ポストカードこちら

☆☆☆

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ちわりを撮った、最初の一枚。(既出)
1993年2月に撮った写真です。
このくらいでも2ヶ月にはなっているでしょうね…とその時お医者さんが言っていたので、
ちわりは1992年12月生まれということになります。
もう少し早かったかもしれない。逆に少し遅い場合もあるかも…
正確にはわかりません。
でも、1992年の秋に母猫の体に命が宿り、冬にこの世に生まれ、
今年2014年3月10日浅い春に逝ってしまうまで、
ちわりはちわりとして確かに存在した、
ちわりだけの大切な命、ちわりだけの一生を全うした。
そのことを、わたしは強く肯定します。

ちわりはぬいぐるみではなく、工場で作られたわけではありません。
メス猫が発情し、それによってオス猫も発情して交尾を行い、
たくさんの偶然を積み重ねて必然とし、生まれてきたかけがえのない存在です。
わたしは、わたしと暮らした21年が、ちわりにとってもしあわせだったと信じていますが、
わたしと出会わなければ「不幸な命」で生まれない方が良い…などとは絶対に思えません。
人間のパートナーを持つことは、猫にも人にもしあわせなことが多いと思いますが、
人間に愛されなければ、存在しない方がいいと言うのは傲慢ではないですか。
外猫を「不幸な命」という言い方もそのうち「愛され印(耳カットのこと)」と同じように、
流行りが終わって廃れるかもしれませんが、「不幸な命」など無いと思いませんか。
まして「命そのものを存在させなければ不幸もない」などという考え方には絶対反対です。

ちわりをかわいがってくださった皆さんに、わたしは最後のお願いをしたいのです。
外猫の去勢・避妊は慎重にして欲しい。
猫の立場から見て必要な場合に、(基本的には)その猫を一生お世話する人だけが、
去勢・避妊を考えるのがスジでしょう。
わたしたちは神様ではないし、猫という種族のお母さんでもない。
出来ないことはたくさんあるし、してはいけないこともあるのではないですか。
特にもうすでに宿っている命を、つまりお腹の子猫を殺すことはやめてください。
そういう人・団体に加担するのもどうかやめてください。

その先に、子猫を保護する場所が無い時には「送る(安楽死させる)」こともあると、
平然と書いていたような「愛護」もいる。
預かった子猫を殺して問題になったけれど、
この人だけの問題ではないとわたしは思います。

ネットは不思議なところがあります。
たとえば「ネットウヨ」とか「サヨ」…
初めの内は、やや呆れつつ苦笑する人が多いような激烈な主張が、
繰り返されるうちに「覚醒者(啓蒙と似てますね…)」とかなんとか、
あれよあれよと言う間に受け入れられ、もてはやされる。
そこらの飲み屋で「最近の政治っつーのは!」と、
クダまいてるおっさんと同じようなことを言っていても、
ネットを通すと煽られてしまう。陶酔しちゃう。
皆で同じ方向を向く快感、より激しい、ドラマチックな表現でカタルシスを感じる傾向…
ネットの中で命を考える時は、「命」の掛け声に高揚せず、
身近な猫たちを具体的に思い描いて、それぞれにどうしてあげたらいいか、
また、それが自分に出来るかどうか、考えた方がいいのではないでしょうか。
何もしない方がよっぽどマシ…ということだってあります。
また、ネットの中は、何でもない個人を崇拝してしまいがちな世界に思えます。
でも、「愛」とか「護る」とか言葉がつくからと言って、
必ずしもその個人個人が素晴らしい人とは限らない。トラブルもありますものね。
簡単にやり取りすると、個人情報を流されたり、デマを飛ばされることも有り得るかも…

わたしはちわりをとてもとても愛しています。
世界中のどんな命より、わたしにとってはちわりの命が大切でした。
猫はみんな好きだけど、ちわりの命は猫全部、
人間も全部合わせたより、わたしには大事でした。
だから、ちわりにはして良くても、よその猫にしてはいけないこともある。
逆に、ちわりをとても愛しているので、
自分のちわりだけは生きていてほしいけど、よその猫は生きていること自体が不幸だ…
などと考えることは出来ません。

数年前ですが、大学生の女の子が、寄って来る猫を少し気味悪がって、
「いや~せめて去勢とかしてほしいわ~」と言うので、
猫がいたら嫌?産めないようにしたらいずれ全滅だけどいなくなって欲しい?と聞いたら、
「そうか…去勢って…いなくなるんですよね…」
と、びっくりしたように言っていたことを、よく憶えています。

(管理されていない)猫がいるからトラブルが起きる、だから猫がいなくなればいい、
トラブルがあると猫だってかわいそう。
今いる猫を保健所へ連れて行く(殺処分)のは後味悪いけど、
去勢して全部いなくなればそれで問題解決…
癒しのペットが必要ならペットショップとかブリーダーとかあるし…
という考えがあるのはわかります。
でも、それは猫を好きな人の考えではないと思うのですが。

去勢や避妊には慎重であって欲しいというのは、
今(少なくてもネットの中では)少数意見だから、
このことを書くために、より良く伝えられるよう、あれこれ考えました。
出来るだけたくさんの人に読んでもらうため、更新も再開し、
ランキングのバナーも貼り直しました。
でも世間はゴールデンウィークでしたね~最後まで間抜けだなぁわたし…
書こうと思った具体的な話もいくつかあったのですが…

だけど、今はただ、
ちわりを可愛いと思ってくれるなら、
その死を悼み、生きて来た21年を愛しんでくれるなら、
21年前、ちわりが生まれたことも祝福してやってください。
ぬいぐるみじゃない、続いて来た命があって生まれたちわりを、
どうぞ肯定してやってください。
それだけです。


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by chiwari-yuki-y2 | 2014-04-28 08:29 | Trackback