2013年 04月 16日
鉈屋町雛祭り
宮古・日立浜の猫たちの、ポストカードこちら
☆☆☆
4月14日、日曜日。
ちわりがお昼寝している間に…
盛岡市鉈屋町へ。
旧暦に合わせた雛祭り。
明治から昭和初期の町並みが残る鉈屋町、
こちらは大慈清水という湧水、今でも現役で使われています。
上から、飲料水、米とぎ場、野菜・食器洗い場、洗濯濯ぎ場となっていて、
きれいな水がきらきら揺れていました。
町屋の補修プロジェクト、だそう。
ふと横を見ると、
のんある気分~♪お祭りですもんね!
あちこちのお家で雛飾りを見せてもらえます。
今年は51軒のお家が参加なさったそう。
可憐で愛らしい、古いお雛様。
こちらは昭和のお雛様。
今の若い女の子でもこんなお嬢さん、いそうですね。
お人形を見るのも楽しいですが、
お家自体、yuki-yには「時代劇⁉」と思うような異次元空間。
こちらは町屋を使ったお休み処。
見上げるとこんな感じ。
どのお家も素敵だけど、このお家が特に印象的でした。
立派な神棚…
段飾りには、
本物のお食事やお菓子が供えられていて、
大正だか明治だったか…
こちらのお祖母様が作っていた通りのやり方で、
今でもこうやって作っているのだそうです。
お正月のお雑煮にもホッキ(貝)なのよ…と、
他の方へ説明しているのをそばで聞いていたのですが、
中々気の強そうなその方、
うちは魚屋だから、お雑煮も鶏肉などは使わないの。肉屋は敵だから!
と、笑いながら言うので、思わず一緒に笑ってしまいました。
あさつきとふきのとう。
あちこちの家でお供えしていました。
ちなみに、ふきのとうのことを、こちらでは「ばっけ」と言います。
巻き寿司やお菓子もあって、まるでおままごとみたい。
というより、本物でするおままごとそのものですね。
こんな雛祭りだったら、女の子たちが楽しみにするの、わかる気がします。
かつての女の子…
とても楽しそうに、上品に、熱心に、ご覧になっていた女性。
こちらは元料亭だった建物だそうです。
レトロというより、少し荒れてしまっている感じ、
そして生活感が滲み出ている…それも素敵。
栄えていた頃もあったのでしょうね…
髪を結った女の子が、今にも現れそうな気がしたり。
由緒正しいお雛様も素敵ですがこんなお雛様もかわいい~
お人形をかわいがっていただろう女の子は、
今どうしているのかな…
ギョウザ、ラーメン、のれんの出ている食堂でも、
お雛様と招き猫が仲良く並んで飾られていました。
中でラーメン食べてる人もいましたよ~
ラーメンの文字に誘われたわけではないのですが、
おでんを食べに行くはずだった予定変更、なぜか中華料理に。
お腹ぺこぺこでデパートに寄った→ついふらふら~っと…
棒棒鶏サラダとか、
青菜炒めとか、後は蒸し餃子や小龍包、蟹玉、麺少々…
それでyuki-y、まるまる一晩気持ち悪くて眠れないくらい、
胸焼け&胃もたれしてしまったのでした。とほほ~
あのくらいでもたれるなんて情けないな!
と、妙に偉そう~な奴隷…いえ、家長ナオキ様、
お箸は使えないので、左手でフォークとスプーン駆使、
yuki-yの二倍速くらいのスピードで召し上がります。
yuki-y思うに、いつもは待っていれば取り皿に入ってくる食べ物、
役立たず…じゃなくて~家長様のお皿にも気を使って差し上げなければならず、
それで消化が悪かったに違いありません。
ほんとに役立たずな奴隷…違う違う、お気の毒な家長様…
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