2013年 11月 01日
暗闇
宮古・日立浜の猫たちの、ポストカードこちら
☆☆☆
10月20日午後3時半頃、ちわりの目が見えていないことに気付き、
Y病院へ行きました。
先生は、見えなくなった理由について、これ、と、決めることは出来ないこと、
光に反応しておらず、見えていないこと、散瞳があること、
わたしが、高血圧でということは…と聞くと、
うーん…そうともそうでないとも言えない…
と、書くと、まるで先生がダメなお医者さんのようですが、
原因を調べるには色々な検査をしなければならず、
血圧などはちわりを預けての検査になりますし、
それがストレスになるのではないか、というお話でした。
わたしも、こんな時にストレスをかけることなど出来ず、
とりあえず、消炎・抗生剤を注射、目薬を二種類もらって帰りました。
2013.10.21
翌21日も朝一番で病院へ。
散瞳はやや改善されていましたが、
視力は全く戻っておらず、
輸液が原因ではないと思うがもしものことを考えてということで、
輸液も中止したため食欲も元気もなく…
眼圧を下げる目薬。
うるさいのではと思うと写真を撮る気になれないけれど、
いつも撮っているのに撮らないのも何だか不吉…などという、
わたしらしくない験かつぎ妄想がもくもく…
掃除をしていたら、ちわりの髭が…
猫髭スタンドをいただいてから、見つけて挿したお髭は一本だけ、
鵜の目鷹の目で探しても見つけられなかったちわりのお髭が、
こんな時に見つかるなんて…
ざわざわしながら、ふと「形見」という言葉が浮かび、
つい長い時間見続けてしまいました。
でも、すぽっ!とスタンドにお髭を入れて、シャッターを切ってみると、
一本増えた猫髭スタンドはかわいらしく、
もっともっとお髭がこれからも増えそうでした。
22日は血液やエコーの検査をしましたが、特にどこか…
ということはやはりわからず、もしもっと詳しく調べるなら、
車で3時間ほどかかる、他県のK大学付属病院を紹介するとのことでした。
選択の余地はないです。紹介状を書いてもらうよう、お願いしました。
23日も目の状態は変わらず、また、20日から輸液を中止していたため、
食欲がぐっと落ちて、体重も2.78kgになっていました。
一日中、少しずつ何度も好きそうなものを運びましたが、
ほんの少しずつしか食べてくれず、
目も心配だけど、それ以上にこのままだと衰弱してしまう!という焦燥感…
この数日間が一番辛くて、22日には「無理かも…」と記事をUPしてしまいました。
ずっと、あまり病状には触れないでいたのにね。
23日と24日は、吐き気止めも注射してもらいましたが、
このままではどうにもならないと思いました。
はっきりさせて対策を取らなければ命に関わる。
Y病院の先生の、ストレスを与えて検査するより対処療法でというのは、
納得出来るし、ちわりの性格上もそうするしかないと思うのですが、
一方で、わたしが思ったよりちわりはきちんと検査を受けられること、
また、Y病院へは、食欲不振で痩せて小さくなってからの初診だったため、
先生から見ると「少しは食べているみたいだし、体重もそんなに変わらない」
だったと思いますが、実際には一月の間に急減していること、
そして、先生は、20歳という歳から、「出来る範囲での治療…」
という考えだったかと思いますが、わたしはあきらめられないです。
ちわりが嫌なことはしないと、前々から考えていたはずなのに、
いざとなるとそんなことは全部吹っ飛んで、
何をしても、どんな嫌な目に合わせても、ともかく引き止めたい!
それだけで頭がいっぱいでした…
24日、K大学附属病院に連絡したこと、眼科の先生は金曜日…と聞き、
次の金曜日って25日、翌日でした。
実は、翌日の金曜日はナオキの職場に人手がなく、
ナオキは翌日行くことを渋ったのですが、
そして、この段階では、一週間先でも今でも同じということだったのですが、
わたしはどうしてもすぐに診てもらいたくて、かなり強引に、
先生の前で大声で「明日!明日でお願いします!」と怒鳴り、
先生はびっくりしたでしょうし、ナオキはムッとしただろうけど、
とりあえず翌日朝一番に行って午後5時までに帰って来るということになりました。
たぶん、5時には間に合わないと思ったし、実際間に合いませんでした。
ナオキは仕事を無責任にも放り出し、お店には迷惑をかけたわけですが、
そして、わたしはたぶんそうなるだろうなと思いつつ無理強いしたのですが、
でも、この判断は正解だったと思っています。
もしこの日行かなかったら、先生たちのスケジュールや、
病院の休館日が入ってしまう都合で、
3週間後にしか診てもらうことが出来なかったのだと、
翌日K病院へ行って知ったからです。
目はともかく、3週間後まで、ちわりが食べずに衰弱していたら…
後手後手に回っていた今回、初めてアドバンテージを取った…と、思いました。
2013.10.24
病院から帰って。
かわいい顔で寝ている…
食べることも楽しくない、具合が悪ければだっこされたくもないでしょう。
わたしは何も出来ることがなく、ずっとちわりのケージのそばに座っていて、
ふと、わき腹の毛皮が、ゴワゴワしているのに気づきました。
たぶん、エコー検査の時につける薬が残っていたのですね。
ペット用のウェットティッシュで、中々落ちないゴワゴワを丁寧に拭いていると、
ちわりがぐるぐる言って、気持ち良さそうに体を伸ばしました。
絶対あきらめられない…
続きます。
☆☆☆
ちわり、ごはんをたくさん食べて、
減り続けていた体重が、今日、ついに少しだけ増えました。
機嫌も良く、30日夜には、見えなくなって初めて、自分からソファに飛び乗り、
31日はもうすっかりソファを以前どおりに使っています。
こんな時でも賢く素敵な彼。
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ありがとうございます。
ご訪問時のコメントお休みし、黙読で失礼します。ごめん~