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2014.07.31それから

2014年7月31日午前3時前、ナオキについて家までやって来たしょか…
翌朝は、前夜の雨や風が嘘のよう、良い天気でした。
元気でねと、外へ出してあげればいいのに、
しょかが、全く鳴かず、ケージの外へさえ「出して~」と言わず、
箱にすっぽり収まっているのを見ると、中々思い切りがつきませんでした。
そうだ、きっと、この子は迷子なんだ!
と、その時閃いたのは、もしかしたら言い訳だったかもしれません。
きっと迷子だから、お家に帰してあげよう、
もし見つからなければ、新しいお家を探してもいい…
しょかは、2階の和室で、暮らすことになりました。

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写真を撮って、ポスターとチラシを作って、警察と保健所へ行って、
動物病院にも貼ってもらった、しょかと会った付近のお宅へも配った、
でも、見事に1件の情報も連絡もないのです。
病院の診察券の名前欄に「迷子」ちゃんと書いた、そのまま、
ちわり以外と暮らすことなどありえず、新しいお家を探す気にもなれず…
どんどん時間が過ぎて行きました。
最初、おとなしいねと、ニンゲンたちに感心されたしょかは、
2階へ置いて人が見えなくなると、とたんに大泣き…
外まで聞こえる大声で、泣いて泣いて泣きまくります。
ちわりと過ごした居間に、しょかを入れることはできない。
一方で、しょかに泣かれればもちろんかわいそうで、

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2014.10.25撮影

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2014.12.19撮影

結局わたしは、ほとんどの時間を、2階の和室で過ごす毎日でした。本末転倒ですね。
しょかは、わたしが行けば、すぐ泣き止み、
そそくさと膝の上に乗り、そのままおとなしく寝てしまいます。
降りたらそれをきっかけに行ってしまうと思うのか、頑としてだっこされたまま、
5時間や6時間は普通、10時間そのまま膝の上ということさえありました。
2階の和室では、物を書いたり、パソコンで作業したりは無理、
本を読むのも、しょかに抱きつかれていると面倒で、ぼーっと動画を見るくらい、
何もできない、しょかを抱いているだけの時間が過ぎて行きました。
でも、その当時のわたしは、朝、ダイニングチェアに座り、
気がつくと外が真っ暗、それもすでに日付変わってる、
ああ、10時間以上座りっぱなしか、水も飲まなかったからトイレにも行かないわけか…
というような日がしばしばあったので、何もできないのはどっちにしても同じ、
むしろ、しょかを抱いていれば、しょかの重さ分だけ正気…だったかもしれません。
ちわりが生きていた最後の冬…
何度も何度も、せめてもう一度桜を見せたいと思い、
夏の海風を、秋には秋の香りを、そして、冬にはキミの誕生日が来る…もう一度、もう一度…
けれど、ちわりは、春を迎えることさえできませんでした。
わたしだけに春が来て、夏になり、秋が過ぎ…
ちわりを亡くした最初の冬を乗り越えられたのは、しょかがいたからだと思います。
ぬいぐるみを生きているちわりだと思い込んだり、
道行く人を捕まえて「わたしのちわりの代わりに死んでもらえませんか」と言ったりせず、
なんとか歩いて来られたのは、きっとしょかがいたおかげ。

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2015.11.26撮影

それでも、しょかを家の子にしようと決め、居間へ入れるまで、1年近くかかってしまいました。
迷子はわたしの方ですね。

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2017.03.10撮影

今でも、複雑な気持ちになることがよくあります。
でも、しょかはしょかだけで存在しているのではなく、
ちわりがいたから、しょかにも会えた…と感じています。
続いている、つながっている…

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これは昨日、体は大きくなったけど、相変わらず抱きついて寝ています。


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by chiwari-yuki-y2 | 2017-03-19 03:57 | しょか・お家