2018年 12月 06日
もう一度宮古
トンネルを抜けて、
-3℃の峠を越え、
宮古へ。
最初にここへ来たのは、もう25年以上前になる…
しょかの向こうにある建物、
東日本大震災の津波で、壊れてしまった帆立の養殖小屋は、
新しく立派になっていました。
以前の小屋では、その二階で、猫たちが子育てすることもあったけど、
立派になった小屋は、きっちりしっかりと閉じていて、
猫の姿も、人の姿も見えませんでした。
そして、養殖小屋のある浜辺と道路の間には、防潮堤。
大きな船にも乗っていらっしゃったお父さんが、
見えないのは返って危ないと、おっしゃっていたけれど…
浜にも、道にも、猫の姿はありませんでした。
津波で全滅したわけではありません…そのあともいましたから。
でも、津波のあと、海に近い場所は家を建てられなくなり、
町は、ずいぶん人が減った印象です。
そして、猫が出入りできるよう、いつも入口の戸が開いていたお家の代わりに、
若い人向けなのだろうな~というアパートが建ち、
猫たちが暮らしやすかった町は、もうなくなった…と、感じます。
古い貸家が連なっていた坂は、手前海側は駐車場、奥にアパート、
猫嫌いな、地主の御身内さんが、これからは田舎であろうと外猫はダメ、
若い人に住んでもらいたいから、衛生面も大事、変わらなければ…
と、言っていたのを思い出します。
お金払わずに去勢してくれる愛護団体を、褒めそやしてましたっけ…
合法的に、嫌いな猫をいなくできるのだから、当然ですね。
こういう方は、去勢された猫のお世話はしないでしょう。
しかし、地主さんにとっては、痛手であるのと同時に、チャンスでもある。
おっしゃること、その意味は理解できます。
町の行く先は、この町に住んでいる人が決めること、
他所者のわたしが、とやかく言うことなどできないけれど…
そんなことを思いながら歩いていたら、
人影ないと思っていた、浜の端っこ近くに、仲良く釣りをしているカップル、
そこへ、自転車で、もう一人釣り人。
わたしも、最初は、ただ海を見に来たのでした。
そして、猫がいて、その周りの人たちがいて、この町が好きになった。
サヨリかな?銀色にピカピカ光る魚を釣り上げて、楽しそうな釣り人たちを見て、
もう一度、一から、この場所と知り合いになり、仲良くしたい…と、思いました。
釣竿とコマセ持って、のんびり遊ぼう…もう一度、初めまして。
☆☆☆
宮古魚菜市場(こちら☆)へ寄りました。
新巻鮭。
こんな塩漬けの鮭を、
何本も買って行かれるお客さんがいて、びっくり。
イクラは高くて手が出なかったけど、牡蠣買いました♪
道の駅(こちら☆)にも寄って、
ほうれん草とか、
つるしこうどんとか買って、
すみよし(こちら☆)で、ランチしたのだ。どーだ、三陸丼だ。
アップ。
こちらは、瓶丼。
この瓶の中身、蒸しウニやイクラその他、丼に乗せて食べます。
こちらのお店にも、ずいぶん昔から来ていて、
途中、あれ?なんだかおいしくなくなったな…って思った時もあった、
でも、今はまた、こうやってとてもおいしいの。
また来よう、宮古。
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壊れた帆立の養殖小屋など。
この場所に新しいアパートが建ちました。
猫たちが出入りしていた頃の帆立養殖小屋。
こんな場所でした。
今年の3月。
三陸丼、もっと見る?
☆☆☆
今日もコメント欄、閉めています。
こちらからのご訪問も、黙読で失礼します。